「子どもが生まれたら、とりあえず学資保険」。
正直、私も最初はそう思っていました。
でも新NISAが始まり、情報を調べるほどに、こんな疑問が湧いてきました。
学資保険って、本当に今の時代に合ってるんやろか?
投資で準備したほうが合理的なんじゃないか?
数字だけを見れば、たしかにそう感じる場面は多いです。
ただ、最終的に私が出した結論は
「学資保険をゼロにはできなかった」というものでした。
この記事では、
学資保険と新NISAを比較しながら、
なぜ私が「安全に積み立てる一部」を残したのか、正直に書いていきます。
学資保険と新NISAは、そもそも役割が違う
まず前提として、この2つは同じ土俵で比べるものではありません。
- 学資保険
→ 教育費を「確保する」ための仕組み - 新NISA
→ お金を「増やす」ための制度
目的が違う以上、
「どっちが正解か?」ではなく
「どう使い分けるか?」が本質やと思っています。
数字で見ると、学資保険が不利に見えるのも事実
たとえば、よく言われる返戻率105%前後の学資保険。
商品によりますが、18年間積み立てて、増える金額は数万円ほど。
一方、新NISAで年率5〜6%程度を想定すると、
同じ積立額でも、運用益は数百万円単位で差が出る可能性があります。
正直、
「数字だけ見たら、投資のほうが有利」
これは否定できません。
インフレを考えると「固定額の安心」にも不安はある
もう一つ気になったのが、インフレです。
学資保険は、将来もらえる金額が最初から決まっています。
でも物価が上がれば、そのお金の“価値”は目減りします。
実際、大学の学費は少しずつ上がってきています。
18年後、「200万円あれば安心」と言えるかどうかは、正直分かりません。
ここだけ見ると、
インフレに弱い学資保険より、
成長資産である株式投資のほうが合理的に見えます。
それでも、数字だけで割り切れなかった理由
ここからが、私自身の話です。
私は仕事柄、
配偶者が亡くなり、手続きのために窓口へ来られる方を何人も見てきました。
また、コロナショックのような急落時に、
「今すぐ現金が必要なのに、資産を動かしにくい」という相談も受けてきました。
そのたびに感じたのは、
増える可能性と、
使える安心は、まったく別物やな
ということです。
どれだけ期待リターンが高くても、
必要なタイミングで使えなければ意味がない。
これは、現場を見てきたからこそ、強く感じた部分でした。
だから僕は「安全に積み立てる一部」を残した
結局、私は教育資金のすべてを
リスク資産(投資信託・株式)に置く選択はできませんでした。
学資保険や現金のような
「どんな時でも確実に使えるお金」を
一部でも持っておきたかったからです。
結果として、
- 安全資産がある
- だからNISAでは、多少の値動きにも耐えられる
- 暴落時でも「最悪でもこれは残っている」と思える
この状態が、
精神的にも一番バランスが取れていると感じています。
学資保険 vs 新NISAではなく、組み合わせの話
今の私の考えは、かなりシンプルです。
- 学資保険(または現金)
→ 入学金など、絶対に減らしたくない最低ライン - 新NISA
→ 教育費を上積みするための成長枠
どちらか一方に決める必要はない。
守りを作ったからこそ、攻めができる。
それが、我が家の結論です。
まとめ:後悔しないために考えたこと
学資保険は、確かに効率がいい商品 ではありません。
でも、「非効率=不要」と切り捨てられるほど単純でもない。
本当の安心は、
将来いくらもらえるかだけでなく
最悪のタイミングで、ちゃんと使えるか
ここまで含めて考えることだと思っています。
私は、現場を見てきたからこそ、
「安全に積み立てる一部」を残す選択をしました。
この考え方が、
誰かの教育資金づくりのヒントになれば嬉しいです。


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