嬉しくてスーパーへ。
板チョコを手に取って、思わず二度見した。
「…高くない?」
昔は100円もしなかった板チョコが、今は200円近い。
しかも内容量は減っている。そんな気がする。
その瞬間、2年前のことを思い出した。
🌺 咲くやこの花館 で受けた講義
2年前、咲くやこの花館で
太田哲雄 さんの講義を聞いた。
そのとき、こう言っていた。
「これからチョコとコーヒーは確実に高くなります」
正直、その時はピンときていなかった。
でも今日は違った。
今日は妻が試験勉強で必死。
なので、私と子どもたちでお出かけすることに。
「せっかくやし、“カカオとコーヒー展”行くか?」
子どもたちは即答。
「行きたい!!」
※昨年は改装工事で開催されていなかったけど、それまでは毎年行っていた。
ポケモンGOでキョダイマックスニャースをゲットしてから、車に乗り込み会場へ。

今回は人数がいっぱいで、講義は受けられなかった。
でも、会場で違和感を覚えた。
「アマゾンカカオの商品が少ない」
これまで企画展内の出店に並んでいた商品が、明らかに減っている。
お店の人も言っていた。
「今年は少ないんですよ」
その一言が、妙に重かった。
そもそもなぜこんなに高くなったのか?
原因はシンプル。
原料が足りていない。
カカオの国際価格は、5年前の2〜3倍。
世界の約7割を生産する西アフリカで異常気象が続き、不作が発生。
さらに病気(黒腐病)が広がった。
カカオは植えてすぐ実がなる作物ではない。
安定収穫まで数年かかる。
一度崩れた生産は、すぐ戻らない。
そこに円安と物流費上昇が重なった。
つまりこれは、
「一時的な値上げ」ではない可能性が高い。
コーヒーも同じ構造
実はチョコだけではない。
コーヒーも同じ問題を抱えている。
エチオピアでは、何百万人もの小規模農家がコーヒーに依存している。
気候変動が起きれば、生活が一気に不安定になる。
コーヒーは「コーヒーベルト」と呼ばれる、
赤道周辺の限られた地域でしか育たない作物だ。
気温が数度変わるだけで、
適地はより標高の高い場所へと移動する。
つまり、作れる場所そのものが減る可能性がある。
チョコもコーヒーも、
私たちが「安くて当たり前」と思ってきた裏側で、
生産者はずっとギリギリで支えてきた。
そのバランスが、今崩れ始めている。
十分な収入が得られない地域では、
子どもが労働に関わらざるを得ないケースもある。
価格の問題は、気候変動だけの話ではない。
生産構造そのものの問題でもある。
2050年問題、チョコやコーヒーはどうなる?
完全になくなるわけではない。
でも、今の供給体制のままなら
「気軽に食べられるおやつ」から
「ちょっとした贅沢品」になる可能性はある。
実際、代替チョコやバイオ技術による新しい食品も登場している。
つまり、
“今まで通り”が続く保証はない。
2050年には、私は60代。
孫がいてもおかしくない年齢だ。
そのとき、
「昔はチョコって安かったんやで」
「コーヒーも100円台で飲めたんやで」
そんな昔話になってほしくない。
チョコもコーヒーも、
ただの嗜好品じゃない。
家族の時間や、
ちょっとしたご褒美や、
誰かを想う気持ちが詰まっている。
2年前に聞いた言葉は、
予言じゃなかった。
構造の話だった。
だからこそ、
・少し高くてもフェアトレードを選ぶ
・無駄にしない
・当たり前だと思わない
そんな小さな選択を積み重ねたい。
娘がくれるチョコも、
私の朝のコーヒーも、
10年後も「普通」であってほしいから。
その前にホワイトデーまでに値上げやめてほしい。

ホワイトでいになってるw

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