郵便局留めの書き方|ゆうパックの住所・名前でよくある間違いを解説

ゆうパックの郵便局留めの書き方。受取人本人の住所・氏名の記入ポイントを解説 郵便

「ゆうパックを郵便局留めで送りたいけれど、宛先はどう書けばいいの?」
「郵便局で受け取るなら、相手の住所はいらない?」

郵便局の窓口で働いていると、局留めについてご相談いただくことがあります。

その中でよく見かけるのが、受取人本人の住所が書かれていないものや、名前があだ名・ニックネームになっているものです。

送る側としては、受け取る郵便局と相手の名前が分かれば大丈夫、と思うかもしれません。でも、窓口でお渡しするときには、受け取りに来た方が宛名のご本人かどうかを確認する必要があります。

今回は、ゆうパックを中心に、局留めの書き方と窓口でよく見かける間違いを紹介します。相手がスムーズに受け取れるよう、送る前に確認してみてください。

郵便局留めとは?

指定した郵便局の窓口で、郵便物や荷物を受け取る方法です。事前の利用手続きや局留めの受渡し手数料は不要ですが、通常の送料はかかります。

まずは相手に、どこの郵便局で受け取りたいかを確認しましょう。受け取りに行きやすい場所や、窓口の営業時間も考えて選んでもらうと安心です。

※この記事では、送り状などに宛先を記入する一般的な郵便局留めを紹介しています。通販サイト等の「郵便局窓口受取サービス」は、各サービスの案内に従ってください。

窓口でよく見かける、2つの記入間違い

① 郵便局の住所はあるのに、受取人の住所がない

私が窓口でよく見かけるのが、次のような書き方です。

郵便局の郵便番号・住所
○○郵便局留め
山田 太郎 様

※氏名は架空の例です。

一見、必要なことがそろっているように見えますね。でも、この書き方には山田さん本人の住所がありません。

郵便局の所在地を書いても、受取人の住所を書いたことにはならないんです。

「郵便局で受け取るのに、どうして本人の住所まで必要なの?」と思われるかもしれません。

私が窓口でお伝えしているのは、相手に確実にお渡しするために、記入していただいているということです。

受取人の住所が抜けていると、送り状の住所と本人確認書類の住所を照らし合わせることができません。郵便局の情報を書いたところで終わらず、受け取る方の住所も忘れずに記入してくださいね。

② あだ名・ニックネームで書かれている

もう一つ見かけるのが、受取人の名前があだ名やニックネームになっているケースです。

普段その名前で呼んでいると、そのまま宛名に書いてしまうこともあると思います。

ただ、送る人と受け取る人の間で通じる名前でも、窓口で本人確認書類と照合できるとは限りません。

例えば、SNSで仲良くなった方に荷物を送りたい、というご相談もあります。そのときは、DMなどで相手に連絡し、住所・氏名・電話番号を確認してもらうようお伝えしています。

もちろん、SNSでのやり取りだけの話ではありません。友人への贈り物でも、個人間の取引でも同じです。

宛名には、あだ名ではなく、ご本人の氏名を記入しましょう。受け取りに使う本人確認書類と照合できることが大切です。

ゆうパックを局留めで送るときの書き方

送り状は、「受け取る郵便局」と「受取人本人」の情報を分けて考えると分かりやすくなります。

お届け先の欄記入する内容
郵便番号受け取る郵便局の郵便番号
住所「○○郵便局留」と、受取人本人の住所
おなまえ受取人本人の氏名
電話番号受取人の電話番号

受取人の住所は括弧で区切るなどして、局留めの指定と区別できるように書きましょう。「ご依頼主」には、送る人の住所・氏名・電話番号を記入します。

記入内容を整理すると、次のようになります。

〒[受け取る郵便局の郵便番号]
○○郵便局留
(受取人住所:大阪府○○市○○町1丁目2番3号 ○○マンション101号室)
山田 太郎 様
電話番号:[受取人の電話番号]

※住所・氏名は架空の例です。実際には、送り状のそれぞれの欄へ記入してください。

日本郵便の公式の記入例もあわせて確認できます。

コンビニから出す場合は郵便番号に注意

コンビニから差し出す場合は、郵便局専用の郵便番号ではなく、その郵便局がある地域の郵便番号を使います。

「○○郵便局留」の前に、郵便局所在地の都道府県名・市町村名も記入してください。

出典:日本郵便「郵便局留・郵便私書箱」

封筒で送る場合も、住所と氏名を忘れずに

封筒で送るときも、基本の考え方は同じです。

表面には受け取る郵便局の郵便番号、「○○郵便局留」、受取人の住所・氏名を記入します。裏面には差出人の住所・氏名を書きましょう。

受け取るのは郵便局ではなく、相手の方です。「○○郵便局 御中」で終わらせず、受取人の氏名まで書いてくださいね。

受け取る相手にも伝えておきたいこと

本人確認書類を持って窓口へ

受け取りには、受取人本人の氏名・住所が確認できる書類が必要です。運転免許証やマイナンバーカードなどを用意してもらいましょう。印鑑が用意できない場合は、署名でも構いません。

窓口では、局留めの荷物を受け取りに来たことと氏名を伝えます。ゆうパックのお問い合わせ番号も分かるようにしておくと、窓口で提示できます。

出典:日本郵便「郵便局の窓口で受け取る際に必要なもの」

到着連絡はなく、保管期間にも期限がある

局留めでは、郵便局から荷物到着の連絡はありません。発送したらお問い合わせ番号を相手へ伝え、追跡サービスで確認してもらいましょう。

電話番号を書いても、「届いたら電話が来る」という仕組みではありません。

保管期間は、郵便局に到着した日の翌日から数えて10日間です。期間内に受け取られなければ、差出人に返送されます。

出典:日本郵便「郵便局留・郵便私書箱」

書き忘れたまま送ってしまったら?

住所を書き忘れたり、ニックネームで送ったことに後から気づいたりした場合は、お問い合わせ番号を用意して、受取先の郵便局に相談してください。

この記事だけで「必ず受け取れる」「絶対に受け取れない」とは判断できません。受け取りに行く前に事情を伝え、対応を確認しましょう。

これから送る場合は、相手の情報が分からないまま発送せず、先に確認しておくことが大切です。

発送前に、住所と名前をもう一度確認しよう

私がこの記事でいちばんお伝えしたいのは、荷物が郵便局に届くだけでなく、相手に確実にお渡しできるように書いてほしいということです。

書き終えたら、次の点を確認してみてください。

  • 相手が希望する郵便局を確認した
  • 差し出す場所に応じた郵便番号を記入した
  • 「○○郵便局留」とはっきり書いた
  • 受取人本人の住所を書いた
  • あだ名ではなく、本人確認書類と照合できる氏名を書いた
  • ゆうパックには受取人の電話番号を書いた
  • 差出人の情報も記入した

送り状を受け取る側から見ると、普段の呼び名では分からないことがあります。だからこそ、送る人が相手に確認するひと手間が大切です。

「相手の住所と名前まで、きちんと書けているかな?」

発送前に一度確認して、気持ちよく受け取ってもらえるようにしましょう。

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